2011年09月09日

聖隷横浜病院:女医の子育て支援が充実

2004年に従来の臨床研修医制度が改められて、若手医師は自分の希望する病院を選べるようになりました。地方よりも施設が新しく、症例数が多い都市部を選ぶ傾向が強いのですが、だからといって都市部の病院が医師不足の影響を受けないということにはなりません。どの病院も人材確保に必死なのです。

そんななか、子育て中の女性でも仕事を続けられるようにと、医師のジョブシェアリング制度などを導入した聖隷横浜病院は、「2010にっけい子育て支援大賞」を受賞するなど、働きやすい環境をアピールすることで、若手に人気のない産婦人科などでもしっかりと人材が集まっているようです。

どこかの記事で読んだのですが、20代の医師の3割は女性だそうです。随分時代も変わったなぁ、と思いますが、こうしたバックアップ体制が整っていないと辞めてしまう人が後を立たないそうです。国公立大学の場合、医師一人を養成するのにかかる費用は6000~7000万円くらいだそうです。元は税金なワケですから、途中で辞めずに医療に携わってもらえるようにお願いしたいものです。

全国の医療機関では、家庭と仕事の両立を配慮した勤務時間、保育所やベビーシッターの斡旋など、結婚・出産で退職した医師の復職を支援しようという活動が活発になっています。休職中の女性医師は数年のブランクがあっても、短期間の研修で即戦力となるため、医学部の増員などよりも医師不足に対して即効性が期待できます。